グラブル活動日誌 その2
はい、くしです。
前回は失礼しました。水柱、冨岡義勇さんでしたね。ど忘れしてました。
どうしても鱗滝さんは思い出せたのですが、鱗滝さんが壁になって思い出せませんでした。
すみません。
さて、今回は前回の続きではなく4月29日より公開の月末イベント「偽りの英雄達」の感想です。
ネタバレガンガンしていきます。
簡単に答えるとおもしろかったです(小並感)
・そもそもの前提
アルベール最終フェイトから国を飛び出していったユリウス。
そんな彼の行方と騎空士からすればヘイト値の高いレヴィオン王国。
この両者の行く末というか、ユリウスの行方がみんな気になってましたが、いいところに着地したのではないか、と。
・ユリウス
帰ってきました。
とはいえ、最終上限解放します。という話なのに帰ってこなければそれはそれで問題な気はしますけども。
けっこう悠々自適に暮らしていて驚いたのは私だけではないはず。
腰から生えてくる星晶獣の触手を使って農地を開墾する、てどういう発想ですか?
神バハ由来のキャラなのでそっちでもうされているのでしょうか。
個人的に自決しようとテンション爆アゲでレヴィオン王国に特攻しようとして、急に星の眼の違和感に気づいて冷静になるシーン。何かに集中していたのに別のことが急に気になる、は身に覚えがあるので親近感を覚えました。
気になることと言えば、フードを被っているシーンがあるのですが、後ろからチョロチョロと見えている髪がどこから出ているのか、くらいですね。
フードじゃなくて頭巾じゃないとあそこから髪は出てこないと思うのですが。
・アルベール
意地で親友を連れ帰りました。
元から騎空士にユリウスのいないレヴィオン王国を守る理由があるのか?といわれ続け、明らかにダウナーな雰囲気の新グラで現れ心配させた彼ですが、けっこう平気そう、というのも失礼ですが、レヴィオン王国を盛り立てるというユリウスとの約束を守っているようでした。
もちろん、気疲れやらなんやらが大分のってるようでしたが。
そんな中現れた星の眼に対処しようとするも、あったはずの資料がない。
それなら、とレヴィオン姉妹が企ててルリアの力で最も星の眼に詳しいであろうユリウスを探し、ようやく見つけるも自身のせいでユリウスを不安定にしてしまい、二度と会わないことを約束させられる。
レヴィオン王国に戻るもユリウスの言葉から自身を疑ったことで天雷剣から罰せられだす。
と、踏んだり蹴ったりな状況が続きますが、星の眼への違和感と自決のためレヴィオン王国に戻ってきたユリウスが出たあたりで好転していきます。
だいたい親友中心に自身も運も動きますねあなた。
ここでようやく騎空士からはバレバレだった黒幕を知り、星の眼を止めるために物語が進みだします。
アクシデントもあったけど、ようやく星の眼を止められる、という段階でユリウスが自決するために戻ったことを知り、引き止めるために無茶をする。ほぼ主人公でしたね。分かっていましたけど。
しかし長年、周囲に振り回され立場や役割から離れざるを得なかった2人が、再び祖国の復興を約束しあうラストは胸に来るものがありました。
もう一人だけ語らせてください。
・レヴィオン新王
存在だけはアルベールの最終フェイトにあり、正確には分かっていなかったものの血縁関係はあるであろうユリウスから「お飾りの王」と散々な言われ方をしていた彼。
ユリウスの異母弟であった彼ですが、初登場で「よく分からず周囲に流されアルベール達の処刑を許した」と、レヴィオン王国へのヘイトが高まる要因の一つだった彼。
実際、どこかおどおどとした雰囲気を持ち、1度は罪人として処刑しようとしたアルベールに怯え、逆に幼少から知っている人物には自覚は無いにしても明らかに信頼していることを隠そうともしない王には向いてない人物でした。
腹の探り合いも駆け引きも苦手そうな彼ですが、中盤アルベールとの会話で印象が変わります。
アルベールとの会話で少しずつ気を許した彼から出たのは、先の処刑に対する謝罪でした。
個人的にこの理由にユリウスの復興案が理路整然としていて、国のためを考えている、と判断できたから。が出てきて驚きました。
騎空士側から見れば、ユリウスがべらぼうに頭が良くて、国のためにつくそうとし続けていた人物、ということ知っていますが彼からすれば父親である先王を殺した人物、でしかありません。
感情論で理解できない、正しいわけがない、と思ってもしょうがないはずですが、そこを切り離して理解しています。
そのうえ、復興案を読んで理解できる、という時点でかなりの知性があることを示しています。こういった物はどんな人物が読んでも分かりやすい、なんて想定していないでしょうから、少なくとも読みとき理解できる知性を持っていることが分かります。
次に先王の件について、彼は父親が殺されたことは悲しい、なぜユリウスがと思った。
と語りますが続けて、ユリウスが殺すことも分かる。と、先王からの彼への冷遇を認めます。
神の視点から見れば善玉であるアルベールとはいえ、作中の彼の視点では先王殺しの事実を隠蔽した人物の前で認めてしまう迂闊さは良くありませんが、自身の感情を切り離し物事を俯瞰して見ようとする姿勢に私は王の素質を見ました。
先王殺しの件を踏まえても、ユリウスの聡明さは国に無くてはならないものである。と考えるという国益を優先した態度に私の好感度は爆アゲです。好きです彼。
しかし感情を切り離せてる切り離せてるとはいってますが、元から自分が好きな英雄譚と重ねて見てしまうほど憧れているアルベールとユリウスへの好意を切り離せているのか、という点は若干疑問はあります。
後半でも、アルベールとの会話で自身で考えることの大切さを改めて考えだした彼の行動が周囲を巻き込むのですが、個人的にここの場面、いつもは自分から行動しない新王の予想外の行動に善玉悪玉両方がたじたじしていて好きです。
少しずつではありますが、自身の考えを表に出せるようになった彼が自信をつけた時、どのような王になるのかが今から楽しみです。
ずっと話題に出ながらも1度も登場しなかった、本来なら王位に着くはずだった弟が気になりますけどね。
・その他
ユリウスについてはここで終わりでしょうか?
レヴィオン王国は今回の黒幕だけでなく、ユリウスのフェイトからずっと出ている性悪貴族や今回のイベントでも流されやすかった国民、それに言及され続けた新王の弟など不安な点が多くてイベントはありそうですけどね。
黒幕のルリアノートを読んだらイベント等はとんだたぬき親父だったけど、実際のとこ理想や現実への認識は違えど国を考える人物であったがために、かなり不安です。
黒幕、次期騎士団長を考えたうえでアルベール排除しようとしてるけど、今まで出ていた性悪貴族そこも考えてなさそう、というか軍事国家といいつつその軍事の中心人物をないがしろにしてどうやって国を作るんだ.......?
最終盤、団長が飛び出すだけでなくルリアにまで実力行使されてて、ちょっと笑いました。
ルリアが自身の力を自ら使うなんて珍しくない?ない、そうか。
今回、とても楽しくイベントを楽しませて頂きました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
レヴィオン姉妹ならミイムが好きです。