ムゲン考察(という名の妄想語り)
どうも、くしです。
最近別ゲーをしているので遅れましたが、先日これグラが掲載され初の十天衆イベント『こくう、しんしん』の復刻日が決まりました。
来週には復刻するということで、今回、私が推しており同イベントで初登場したムゲンの考察というか、分かっていること分からないことを書いていこうと思ってます。
よって同イベントのネタバレをしていくので注意してください。
正直、これを読む前に十天衆全員のフェイトとかせめてシスのフェイトを読んで『こくう、しんしん』に挑んでほしい。
さて、ムゲンですが実の所かなり謎の多い人物です。
自身も自身について知らないことが多いですし、唯一知っている可能性のある人物は身動きが取れず、情報を聞き出すこともできません。
現時点で明確な点として
・ある島の廃墟に1人で住んでいた、そのため精神的に幼く言動が拙い。
・上記の時期では本人の主観でネハン以外の人物に会っていない。
・通常のドラフより体格、角、体術が優れており、肉体は熱や衝撃に強い描写が見られる。
・滅尽という暴走状態が存在する。
・家族は全員幼少期に亡くしており、そこから派生して病や毒に強い可能性がある。
以上です。
初登場させるキャラにしては設定が山盛りやすぎません?
しかも、これらは明確な点です。最後は不確定ですけども。
次は不明な点です。
・ネハンに会うまで本当に人間に会ったことがないのか。
・「ムゲン」という名前。
・家族が全員亡くなってしまった理由、及びムゲンが生き残った理由。
・滅尽という特殊な肉体について。
明確な点と重複しているものもありますが、正直ムゲンに信用できない語り部の側面があるので許してください。
本当に自分のことを分かってないんです彼。
次に、今上げた点をいくつかピックアップして考察していきたいと思います。
・島に1人で住んでいた。
これは確定していると思われます。
こちらはルリアノートのムゲンの記述ですが、小島にひとり暮らしていた。とあります。
まあ、ルリアノートも確定情報ではないことが書かれていたりして、信用しきれないのですが.......
しかし、分からないのは島の規模です。
小島、とあるのでそこまで大きくない島であるのは確かです。
しかし、方々の植生を調査していた人物が辿り着ける島ということは、他の人が住んでいる島々から近いのか遠いのか。
もし、近かったからといってその人々にあそこに島がある、それどこか人が住んでいた、と認識されるほどのものか。
そもそも、新薬開発のための植生調査が正確には分からないのですが、なんの情報もない島に行くようなものなのか、新しい効能を持つ植物を探してファータ・グランデ空域ダーツの旅みたく当てずっぽうで決めた島だったのか。
もしそうではなく、人や付近の島の自然から情報を得られるような距離の島であったなら、次の人と会ったことがない、が怪しくなります。
とはいえ、別のイベントで村が存在していることを知られていなかったが、ある程度の規模の組織なら立ち寄ることも可能な距離感の島が出てきましたし、本当にネハンディレクターがダーツで引き当てた可能性もあります。
正直、それで正しい気もしますが考えるだけ考えてみました。
・ネハンに出会うまで人間に会っていない。
正確にいうと再会していない。
ムゲンが生活していた廃墟には人骨が散らばっており、ムゲンの家族や血族だと予想されていました。
こういった会話がありました。
しかし、ムゲンはそれが元は人だとも、まして自身の家族とも認識していませんでした。
ここから推測すると、ムゲンが物心つく前の幼年期に全員亡くなったと考えられます。
この証拠として、夢の中でのムゲンの自認、をあげたいと思います。
ムゲンはこの際、幼年期の子供の姿をしていました。
鏡も満足にない状況で、自身を認識する手段は他者と比較することだと思われます。
よって、その比較ができたのはこの時期までではないか。と私は考えます。
・滅尽状態について。
滅尽状態になると身体能力が向上し、衝撃弾が放て、怪我や毒が瞬時に回復し、髪の色が碧色になります。
素晴らしいですね。しかし、デメリットもあり本人の意識が薄くなり、完全に暴走してしまうと十天衆ですら止められなくなります。
ムゲンが有しているこの能力ですが、実はムゲン固有なのか血族の能力なのか明確ではないんです。
イベントシナリオ終了後のセリフのうちレイが「ムゲンのご先祖さまも覇空戦争のとき暴れていた」という趣旨のものを言っているのですが、滅尽状態だとは言っていません。
また、どういった原理かも分かっていません。
髪の色が青というと、我らがヒロインであるルリアや以前のイベントで星晶獣のなり損ないと契約したシンシャがいます。
2人に共通しているのは星晶獣と関係がある、という点ですがムゲンはそういった話がありません。イベント中ルリアと仲良くする描写があるにも関わらずです。
よって、星晶獣は関係ない、と思われます。
また、ムゲンは現時点でこの状態を使いこなせておらず、イベント中2回この状態になりますが、どちらも取り押さえられてようやく元に戻っています。
滅尽状態の最中のことは覚えているようですが、意識を保ったまま使いこなせるかは現状では不明です。
不明しかないですね。
・ムゲンの血族について。
他の島に住んでいたりしなければ全員亡くなったと考えて間違いないでしょう。
ムゲンの体格や角といった身体的特徴に滅尽状態という特異な能力から、強さを求めていたオクトーからは名の知れた血族でもおかしくない、といわれています。
が、実際のところはオクトーすら知らない血族でした。
つまりは、世間からは隔絶されて生きていたのではないか?と考えられます。
覇空戦争時代は暴れていた、というからにはその力を疎まれてもおかしくありません。実際、同イベントで取り上げられるシス、ネハンの属していたカルム一族はその力から疎まれ裏の世界に追いやられてました。
しかし、そうは言っても暗殺一族として活躍してきたカルム一族に対し、ムゲンの血族はそういった評価がありません。野蛮と知られながらよ傭兵事業を行うクフアのようになっていてもおかしくない世界とは思うのですが。
また、ムゲンの血族は皆死亡しましたが、この理由も不明です。
イベント中ネハンが流行病か毒と断定していました。
薬剤師のようなものとはいえ、グラブル世界なら医療従事者で間違いないネハンの判断なので信頼できるものでしょう。
正直、骨に歪みの出る毒、というものが分からなかったのですが.......
ここから派生して、ムゲンが病や毒に耐性があるのでは?とネハンは推測しています。
しかし、ここも怪しいところがあるんです。
まず、滅尽状態になれば毒や怪我が治ります。
なぜ、ムゲンの血族はそうしなかったのか。
また、流行病か毒という二択も怪しいんです。
流行病ということは分かります。急な病に抵抗できず亡くなっていった。は理にかなっています。
毒.......?
片田舎に住んでいるので断言できますが、地元住民というものはその地に生えている植物について敏感です。食べれるもの以外は食べれないと思え、それが子供の時から叩き込まれる鉄則です。
そんな中、新しく生えだした植物というものは繁殖力が高く、繁殖力の裏付けがその植物の毒性というものもあり、まず誰も食べません。
しかし、それを食べ、そのうえ集落という規模の人々が1人残して死んでしまうほど気づかないとは到底思えません。
となると、もし毒を摂取したからだとしたら何らかの外部の手が入ったと考えられます。
しかし、そうだとしたらどうしてムゲンを放置したのかが分かりませんし、ムゲンが生きていることに何の反応が無いのもおかしいです。
よく似たキノコを食べた結果、数十名亡くなることもありますし、そもそも流行病ならそんなこと気にしなくてすみます。
少し、考えすぎたみたいです。
・「ムゲン」という名前。
メタ的にドラフは名前の初めと終わりの母音が同じです。ガンダゴウザ、ナルメア、違うオクトーなどは本来の名前が存在します。
mとnで同じ、ということかも知れませんが一応マリア・テレサがいるので違うのでは無いか、とも思います。
私、マリアさんのフェイトひとつも見てないので別名があるのかも知れませんが。
他にドラフでま行始まりとなると、マッディーやマッシュという芸名ではないか、という方々ばかりなので参考になりません。
となると、ムゲンは本来の名前ではないのではないか、という疑問が出てきます。
では、なぜムゲンと名付けられたのか。
ムゲンという名はネハンが廃墟から探し出したものです。しかし、ムゲンの幼年期に血族が亡くなり、それから獣のように生きてきたとなると、数十年まともに家屋の手入れが行われてきたとは思えません。
もし、ムゲンの血族が紙媒体を使ってきたとしたら、まともに読めるかも怪しいです。蔵のような長期保存に向く建造物があった可能性もありますが。
となると二通りの解釈ができます。
一つ、廃墟に残っていた資料から「ムゲン」という単語を読み取り、名前として与えた。
一つ、資料などは発見できず見つけたという体でムゲンという名をネハンが考え与えた。
後者であれば2人の関係性が強調され面白いとは思うのですが、そうであれば明記するでしょう。
となると前者になりますが、そうなるとムゲンの血族にとって「ムゲン」という単語にどんな意味があったのかが気になってきます。
そうでなくても覇空戦争時代から続いた血族の廃墟だなんて宝の宝庫でしょうから、早くムゲンの島に行こう、となりませんかね?
ここまでありがとうございました。
改めて設定と謎が豊富すぎるうえ、ムゲン自身が解答を持ちえないことにやきもきしながら書いていました。
正直、この謎が解決されるとは思えない、どころかムゲンがネハン主体なキャラなので、ネハン起床!ムゲンの話終わり!になりそうな気もして怖いっちゃ怖いんですけどね.......
まあ、個人的な結論としては、
謎なんてどうもいいから、星屑の街で1番末の弟として毎日楽しく生活してる様を見せてくれ。
頼む、頼むぞCygames,
ここからは妄想です。
・ムゲン血族ジョルハ製説
シンシャ、ネクタルイベントで登場した新組織ジョルハ。
その悪辣さや非道さはイベント及び今から貼るルリアノートの解説で見ていただきたい。
この最後から三行目を見ていただきたい。
血族で技術を継承してきた、とのことだがこの組織が初登場したイベントで血族の話は出ていない。
特異な能力を持つ少女ことシンシャはいたものの、その能力も血族からなのかの記載はない。
彼女も登場するネクタルのフェイトを読んでないので、そちらにはあるのかもだが。
もう一つ、シンシャ達が囚われていたジョルハの名前は青願堂という。
結果として、シンシャはネクタルと契約し青い髪を得ることとなり、正しく願った青が叶ったわけだが、逆に考えれば青を知っていたことになる。
実際彼らが青を求めていたかは不明だが、その名をつけた際は青を求めていたと想定した時、何がその求める青だったのかと考えると滅尽状態に私は辿り着く。
覇空戦争時代から暴れていたムゲンの先祖は、ジョルハの前身となる組織が作り出したものではないのか。
となると、毒で亡くなったというのもジョルハによるものであるのではないか、と考えられる。
何らかの理由、例えば技術の継承がうまくいかなかった、技術の発展が見込めなくなった、ジョルハの思惑から外れた行動を取ろうとした等々の理由からジョルハと仲違いし、その結果血族全員が殺される自体に陥った。のではないか。
しかし、この仮説の問題点としてムゲンそのものがあげられる。
ジョルハによるものならきっと彼らが作り出した毒によるもにだと思われる。ならば、経過を確認するはず。そこでなぜ、生き残ったムゲンを放置したのか。
放置しても幼い子供が生き残るとは思えない、という考えも分かるが星の民との戦いを想定している彼らにとって、ムゲンは「強い毒への抵抗力に受け継がれてきた技術も持つ生体兵器」であるはずだ。
それをやすやす手放す理由が思いつかない。拾い直して兵器として完成させるなり、実験動物にするなりあったはず。
もしかしたら、常に滅尽状態となっていたため近づけなかった可能性もあるが、そんな状態のムゲンにネハンが近づけるとも思えず、またネハンが近づける頃には他の人物も近づけただろうに、その頃接触しなかった理由は何故か。
また、もし彼らが敵対的な接触を繰り返していた場合、ムゲンは覚えているはずである。
しかし、ムゲンは人見知りをはじめた子供≒自我を持ち始めた子供、ニオに評価されている。
敵対的な接触が繰り返されていたとしたら、もっと人見知りが激しくてもおかしくないが、実際は仕事がないか見知らぬ人に話しかけられるほど社交的である。
また、言動から障害が見受けられたため拾わなかった、と考えられるかもしれないが、言動が拙いことも教わった時期が遅かったため、とソーンに考察されている。
であれば、幼年期から教育をしていれば、年齢相応の精神を持っていたと考えられ、言動は理由にならないと思われる。
ジョルハ自身、武器やマフィアという点で現在新キャラでしか話が進められていないヴィンテージシリーズと関係している可能性もあり、正直自信がない。
しかし、もしここまで読んでくれた方がいたのならありがとうございました。
考えることが楽しかったです。